ボディバランス108 1曲目(タイチーウォーミングアップ)のコリオメモ
ワイドウーチー
ワイドウーチーの姿勢から始まります。
足は肩幅の2倍から3倍の位置に付き、つま先は45度外側へ向け、膝はつま先と向きを揃えてくるぶしの上、腰を反らせず尾骨を引き込み、頭のてっぺんから空へ向かって真っすぐ背骨を伸ばしましょう。
鼻から吸って、鼻から吐いて心を落ち着けます。

アームサークルシークエンス((4+4+4+4)×3)
吸って、少し膝を伸ばしながら、肘から先をクロスした腕を、下から頭上へ回し上げ(4カウント)、
少し沈みながら両手を開放して弧を描くように回し広げ、胸は高く、肩甲骨を寄せましょう(4カウント)。
吐いて、肩の高さ位まで腕が下がってきたら、上体を胸からロールダウンして床の近くで手をクロスし(4カウント)、
上体をロールアップします(4カウント)。
可能であれば、親指と人差し指の指先を合わせ、チンムドラを作ったまま動き、体の中をエネルギーが循環することを感じましょう。
102番のタイチーウォーミングアップでは、珍しく、親指と中指、きつねのような印でしたが、
23番のバランストラックや、43番のヒップオープナーズでのムドラと同じ印の形ですね。
この動作を3回繰り返します。






エナジーボールシークエンス
チーボールを左右に転がす動作に移ります。
41番の1曲目、Silence の時ともまた違う、空に向かってチーボールを転がす、新しいコリオが登場します。
下ろした腕で8の字((2+2+2+2)×2)
いつもの胸の高さよりは下の位置、腕を自然に下ろした位置、または腰ぐらいの位置で、両手の平を向かい合わせ、最初は左から右へ、エナジーボールを転がす動作のコリオに移ります。
100番、106番のタイチーウォーミングアップに似ていますが、もう少しチーボールを転がすイメージです。
吸って、右へ重心移動しながらチーボールを右ひざの方へ転がし(2カウント)、左へ重心移動しながらチーボールも左膝の方へ(2カウント)、
吐きながら、右へ(2カウント)、左へ(2カウント)、動かします。
下半身から腰から動かすようにして、上半身の力は抜き、腕は肩から自然と揺らし、ゆったりと動かします。
この動きを、あともう1セット、全部で2セット、左右の往復回数でいうと全部で4往復続けます。



腕を下から頭上へ移動させながら8の字((2+2+2+2)×2)
次の2セット、左右4往復で、チーボールを左右へ転がす動作を継続したまま、空まで持ち上げていきましょう。
吸って、右へ重心移動しながら、チーボールを胸の高さで右へ(2カウント)、左へ(2カウント)、
吐いて、チーボールを顔の高さで右へ(2カウント)、左へ(2カウント)、
吸って、頭上まで持ち上げて右へ(2カウント)、左へ(2カウント)、
吐いて、空に向かって、右へ(2カウント)、左へ持ち上げながら転がしていきましょう(2カウント)。






腕を頭上へ伸ばしたまま8の字((2+2+2+2)×2)
次の2セット、左右4往復では、空に向かってチーボールを転がし続けましょう。
肩はリラックスさせ、歌詞のようにダンスを踊るような
腕を頭上から元の位置へ移動させながら8の字((2+2+2+2)×2)
最後の2セット、左右4往復で、チーボールを左右へ転がす動作を継続したまま、空から腰の高さまで、ゆったりと下ろしていきましょう。
今までにない動きで、思わず笑顔がこぼれてしまうようなコリオでしたね。
アームサークルシークエンス((4+4+4+4)×3)
最初のコリオに戻りますが、ロールダウン前に肘先を1回転する動きが加わります。
102番のタイチーウォーミングアップにて、指先がムドラの手をくるっと回した動きに似ていますが、
52番のタイチーウォーミングアップ(ローラアサナが出てきたナンバーですね)で、左右違う高さのバーズテイルの手をくるりと回す動きの方が近いかもしれません。
52番の肘先を回す動作は、コリオグラファーが、パソコンを常に使う時代になり、疲れている手をリラックスさせるような動きを加えたという話だった気がします。
吸って、少し膝を伸ばしながら、肘から先をクロスした腕を、下から頭上へ回し上げ(4カウント)、
少し沈みながら両手で弧を描くように広げ、胸は高く、肩甲骨を寄せましょう(4カウント)。
吐いて、このタイミングで、前腕をくるりと1回転させながら、上体を胸からロールダウンして床の近くで手をクロスし(4カウント)、
上体をロールアップします(4カウント)。
可能であれば、親指と人差し指の指先を合わせたチンムドラを作ったままコリオを続けましょう。
この動作を3回繰り返します。








ここまでの動作を、回数を変えながら繰り返します。
エナジーボールシークエンス
下ろした腕で8の字((2+2+2+2)×2)
いつもより低い位置で、最初は左から右へ、エナジーボールを転がす動作のコリオに移ります。
全部で2セット、左右4往復続けます。
腕を下から頭上へ移動させながら8の字((2+2+2+2)×2)
次の2セット、左右4往復で、チーボールを左右へ転がしながら、徐々に空まで持ち上げていきましょう。
腕を頭上へ伸ばしたまま8の字((2+2+2+2)×2)
次の2セット、左右4往復では、空に向かってチーボールを転がし続けます。
腕を頭上から元の位置へ移動させながら8の字((2+2+2+2)×2)
次の2セット、左右4往復、チーボールを左右へ転がす動作を継続したまま、空から腰の高さまで、ゆったりと下ろしていきましょう。
下ろした腕で8の字((2+2+2+2)×2)
今回は、最初の腰ぐらいの高さでチーボールを動かすコリオを追加します。
吸って、右へ重心移動しながらチーボールを右ひざの方へ転がし(2カウント)、左へ重心移動しながらチーボールも左膝の方へ(2カウント)、
吐きながら、右へ(2カウント)、左へ(2カウント)、動かします。
下半身から腰から動かすようにして、上半身の力は抜き、腕は肩から自然と揺らし、ゆったりと動かします。
この動きを、あともう1セット、全部で2セット、左右4往復続けます。
アームサークルシークエンス((4+4+4+4)×2)
最初のコリオにロールダウン前に肘先を1回転させるコリオに戻ります。
今回は1回少なく、2セットだけ行います。
エナジーボールシークエンス
下ろした腕で8の字((2+2+2+2)×2)
いつもより低い位置で、最初は左から右へ、エナジーボールを転がす動作のコリオにを行います。
全部で2セット、左右4往復続けます。
腕を下から頭上へ移動させながら8の字((2+2+2+2)×2)
次の2セット、左右4往復で、チーボールを左右へ転がしながら、徐々に空まで持ち上げていきましょう。
腕を頭上へ伸ばしたまま8の字((2+2+2+2)×2)
次の2セット、左右4往復では、空に向かってチーボールを転がし続けます。
腕を頭上から元の位置へ移動させながら8の字((2+2+2+2)×2)
次の2セット、左右4往復、チーボールを左右へ転がす動作を継続したまま、空から腰の高さまで、ゆったりと下ろしていきましょう。
下ろした腕で8の字((2+2+2+2)×4)
最初の腰ぐらいの高さでチーボールを動かすコリオを、さっきの倍の長さ行います。
吸って、右へ重心移動しながらチーボールを右ひざの方へ転がし(2カウント)、左へ重心移動しながらチーボールも左膝の方へ(2カウント)、
吐きながら、右へ(2カウント)、左へ(2カウント)、動かします。
全部で4セット、左右8往復続けます。
アームサークルシークエンス((4+4+4+4)×2)
最初のコリオにロールダウン前に肘先を1回転させるコリオに戻ります。
今回も1回少なく、2セットだけ行います。
胸椎や肩甲骨をたくさん動かすことで丸まった背骨が解放され、
腕を大きく広げて回したり、前腕をくるっと回すことで、腕の付け根や肘、手首まで、とても気持ち良く動かすことが出来る、素敵なコリオでした。
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